e Re:ゼロ season2 の出玉分布

まずは結果から(15回転/1Kの場合)

1日に通常プレイを2,000回転として、これを10万セット試行した結果。
等価ボーダーが16.4/1Kらしいので、実際の営業としては少し甘めだと思われるが、
1,000円あたり15回転でシミュレートした(コンプリートの影響は少ないので今回は無視)。

分布図だけ眺めても実態をつかみにくいので、主な特徴を数字で示すと次の通り。
平均:-3,372玉
標準偏差:18,827
10万以上の負け:10%
5万以上の負け:40%
マイナス域:65%
プラス域:35%
5万以上の勝ち:18%
10万以上の勝ち:8%
コンプリート:26件

現実的な回転数の場合(12回転/1K)

同様に2,000回転を10万セット試行した場合の結果の分布は次の通り。

平均:-11,727玉
標準偏差:18,803
10万以上の負け:29%
5万以上の負け:58%
マイナス域:77%
プラス域:23%
5万以上の勝ち:10%
10万以上の勝ち:4.5%
コンプリート:15件

考察1 釘調整と爆発力について

1,000円あたりの回転数が少なければ、差玉の平均値が下がるのは当然として、注目すべきは標準偏差である。1,000円あたりの回転数が変化しても、標準偏差にはほとんど影響がない。

これは、2,000回転程度の短期間では、1,000円あたりの回転数は瞬間的な爆発力にはほとんど影響はないことを示す。

客がリゼロ2を含む近年の低確率機に対して期待していることは、長期的に安定した出玉ではなく、瞬間的な爆発力だろう。

瞬間的な爆発力(=分布の広がり)に、釘の甘さはほとんど影響しないのである。

考察2 大負けと大勝ちの確率

終日打ち続けた場合、ボーダーに近い15回転/1Kでも40%、現実的な釘調整と言えるであろう12回転1Kでは50%以上の確率で5万以上負ける。逆に、5万以上勝てる確率は10-20%程度しかない。

12回転/1Kなら1日あたり5万近くの回収だ。
リゼロ2の中古価格は3百万とか言われているが、12回転/1Kでフル稼働すれば、2か月ほどで回収できる模様。

このような数字を見ると打つ気がしなくなるが、これが現実。
シミュレーターも回してみてください。

ボーダー超えの台を打った場合の期待値や出玉分布についてはこちら。

コメント