ボーダーは16.4回転/1K
16回転/1Kの台を1日2,000回転、これを10万セット回した場合の差玉の分布を観察してみる。
平均：-1,248玉
標準偏差：18,922
10万以上の負け：8.3%
5万以上の負け：35%
マイナス域：61%
プラス域：49%
5万以上の勝ち：20%
10万以上の勝ち：10%
コンプリート：39件
等価ボーダーとされる回転数にわずかに足りない条件で、2,000回転あたり平均-1,245玉の結果だったので作成したシミュレーターの動作や、一般的に言われている「16.4回転/1K」のボーダーは正しいだろう。
ボーダー回転数であっても、勝率は4割しかないし、3人に1人は5万以上負けることを認識しなくてはいけない。
優良台の出玉分布
20回転/1Kの条件で、同様に2,000回転を10万セット試行する。
平均：+4,924玉
標準偏差：18,822
10万以上の負け：0.3%
5万以上の負け：21.5%
マイナス域：48%
プラス域：52%
5万以上の勝ち：29%
10万以上の勝ち：13%
コンプリート：74件/100,000件
優良台を打つべきか
20回転/1Kの台を終日打てば、期待値としては+4,924玉と2万程度の勝ちを期待できるるが、実際のところギャンブルとしては魅力的ではない。
理由は回せるゲーム数の限界による不安定な結果と負ける確率の高さである。
ボーダーを大きく上回る20回転/1Kでも、勝率は5割程度だし、5万以上の大負けの確率も2割以上ある。
20回転/1Kの台を終日打って負けたら、打ち手は引き弱であったと不満を感じるだろうが、実際には半分の打ち手は負けるのが統計学的な事実である。
それなら軍団はどうだ？
打ち子を雇って20回転/1Kの台を10台占有したらどうなるだろう。
イベント日占有軍団の検証結果はこちら。
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